国民年金保険料の取り立ては厳しくなっている?
そもそも年金の保険料を納めるのは義務とされています。
働いている間は厚生年金に加入となり、税金同様給料から天引きされます。そして会社を辞めて求職状態となると、国民年金に強制加入となります。
先にも書いた通り、保険料の納付は義務なので拒否権は無く、収入が無かろうが関係ありません。
「納付が困難なら免除の申請をして下さい」と言う訳です。
しかし「以前会社辞めて仕事探している間保険料払わなかったし、免除もしなかったよ(どうせ年金貰えないんでしょ?)」と言う方も結構いると思われます。
確かに以前は納付書や督促状を放置してもそれほど問題になりませんでしたが、最近は変わりつつあるようです。
最近、年金機構が保険料の徴収に力を入れ出した為で、その影響によって差押件数も増えている模様です。
参考として昨年の記事を貼っておきます。
国民年金の納付率66・3% 6年連続上昇 雇用改善、徴収強化で(産経新聞)
もっとも免除の件数も増えているようなので、今まで放置していたような人々に納付か免除申請を迫る形となっています。
差押予告
そして今の会社に入って少し経った頃、求職期間の保険料に対して督促状や年金事務所(の委託を受けた会社)から電話が来るようになりました。
その時は免除した方が良いのかと思いますが、面倒に感じたりしている内に忘れたりと結局放置となっていました。
そうしている内にこれまでと違う督促状(特別催告状)が届き、それには差押の予告がされていました。ここに至って早く免除の申請をしなければと危機感を覚えた訳です。
急ぎ時間を見計らって年金事務所に連絡し、免除申請の書類を送って貰いました。
実はその前にも一度送られていた気がするのですが、放置してる間に所在が分からなくなっていました。
免除申請の方法は二つ
そうやって送られてきた免除申請の書類に記載してから申請するのですが、申請する際には大きく分けて二つの方法があります。
・書類を年金事務所に郵送する
・書類を役所に提出する
一見前者が手っ取り早く済みそうですが、後者がおすすめです。
その理由としては
・役所で申請書類を確認出来る。
申請の際、役所の職員が書類を確認しますので、不備があればその時に指摘されます。
自分は分からない箇所があったため、そこは空欄にして、窓口で確認して記入しました。
・役所からの方が早く処理される
年金事務所に書類を送付しても、事務所側で必要になる書類があり、それは役所から取り寄せるようです。
役所に提出すれば、提出書類と一緒に必要書類も事務所に送付されるため、結果として処理に要される期間が短くなります。
申請の結果
申請してから三週間程度で結果が来て、申請した期間は全額免除となりました。
申請した際に、失業認定を受けている期間であればまず問題無いと言う事でしたが、実際に結果が出て安心しました。
しかし失業認定期間が過ぎても求職していた場合は全額免除されない期間が出てくる可能性もあるのかも知れません。一応免除に関しては支払っていない期間の収入などが判断基準になる模様です。
まとめ
とりあえずこれからは求職してて保険料を払う余裕が無かったという場合は、免除申請した方が無難かも知れません。
「どうせ払っても貰えない」
「払っても将来2〜3千万必要」
などといった声がありそうですが、残念ながら保険料納付は義務ですので・・・
あと全額免除となった期間については半額納付という扱いになり、不足分は追納という形で後から納める事も出来るようです。
そもそも追納出来る経済力あるなら免除申請する必要ないという気もしますが。
今回はこの辺りで。
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